ホリスティック医学について 〔外氣功療法をご理解頂く為に、まずホリスティック医学についてご説明します〕 |
NPO法人日本ホリスティック医学協会が、ホリスティック医学を次のように紹介しています。 『Holistic』とは、ギリシャ語の「holos」(全体)が語源となっていて主な意味としては「全体的」「全的」 「全体論的」「関連」「つながり」「バランス」などと訳されています。同じ語源から生まれた言葉には、 『whole』(全体)、『heal』(治癒)、『holy』(聖なる)などがあります。 ホリスティック医学では、人間をまるごと全体的にとられることを大切にしています。健康や癒しとは 本来、身体だけではなく目に見えない精神・霊性をも含めた人間の全体性と深く関係あると考えている からです。 |
西洋医学とホリスティック医学 |
いつも若々しく、健康でいられる人には、様々な条件があります。 |
〔西洋医学〕 |
生まれてから今日まで病気になったことがない、という人はいないでしょう。又、病院のお世話になった ことがないという方は少ないでしょう。 近年、西洋医学の発展には、すばらしいものがあります。難病,奇病の正体を突き止め効果的な治療法 を確立し、特に天然痘、チフス、コレラ、ペスト、赤痢などの感染病に対しては多くの命を救い、今尚、 世界中の人々が救われています。 それぞれの臓器など専門分野でも、そのメカニズムや治療法は高水準に達しています。 しかし、一見オールマイティーのように見える西洋医学でも、生活習慣病と呼ばれる高血圧、花粉症、 アトピー性疾患、自律神経失調による様々な症状等、症状によっては一時的に和らげることが出来ても 完全に完治するところまでには至っていません。(もちろん患者自身の対応もありますが) 又、例えば、ガンは病巣を除去してしまえば、本来は治ったはずですが、予期せぬところに再発する ケースがあります。確かに患部の手術・投薬等の治療は行われていますが、根本的な治療になってい ません。西洋医学の限界といえるところです。 さらに、今日では、臓器移植が進むにつれて脳死の問題があります。脳死は、果たして人の死である か、まだまだこれからも議論が続きそうですが、果たして、西洋医学では「生命」というものをどのように とられているかであります。 |
〔ホリスティック医学〕 |
人の身体は臓器の集まったものですが、それを集めたからといって、人間が出来上がっているわけで はありません。 西洋医学は臓器や細胞といった局部を重視して治療にあたりますが、病気を発症した臓器だけをみて いては、完全なる癒しは成立しません。癒される主体は人間ですから、その人間全体を見なくてはなり ません。 身体全体のバランスや調和、気のめぐりなどの関係を重視する療法、身体の乱れや歪みを正すことに 重点を置く、いわば人間を丸ごと見る医学が「ホリスティック医学」と呼ばれるものです。 さらに、ホリスティック医学は病気だけに限定されるものではありません。人間を丸ごとみるということで あれば、人は、生老病死というステージがあります。人生の中には、時には病を癒していくなかに関連 する、あらゆる分野の「癒し」があります。 ホリスティック医学というからには、すべてのステージを貫くものでなければなりません。 このような中で、代替療法が注目されるようになりました。もちろん西洋医学もこの一部でありますが、 西洋医学が対症療法であれば、代替療法、東洋医学と呼ばれる中国医学などは、根本あるいは、 バランス療法といえます。 今では、中国療法や、さまざまな代替療法は、こうしてHPなどでご覧いただけますように数多くありま す。又、偏見や誤解も確実に減ってきています。それだけ多くの療法に対する選択肢が増えたわけで すが、その中でも、この注目すべき外氣功があります。 |