平成30年7月10日更新
  にちれんしゅう   ほけきょう     だいもく
 
日蓮宗・法華経・お題目で、ご葬儀をお望みの方へ 

          日蓮宗 法筵寺(ほうえんじ)  052-691-0270
                                      
もしもの時、慌てないように、そして、菩提寺が決まっていない方などへ  ご葬儀について
ご葬儀は、どのような方法で行うかは、個人の自由です。
しかし、ご葬儀に対し、こうして欲しいなど理想があれば具体的に、子孫に伝えておくことが望ましいです。
    例えば、どのような宗教なのか。
         どのような宗派なのか。
        どのような葬儀場(葬儀社)なのか。
        また、どのような形式や、方法なのか。
そして、その儀式を執り行うのは
誰に(僧侶、神官、牧師など)頼むのかです。
実は、今は、お坊さんが選ばれる時代です。この方にお願いしたいと言えば 諸般の考慮すべきことはありますが、それは
叶うのです。
すでに、菩提寺が決まっている場合は、菩提寺にお願いするのは当然ですが、意外に決まっているようでも、実際、その時なると慌てる親族が多いです。
通常は、ご親族の方が亡くなられた時、宗旨宗派、菩提寺が決まっているならば、まず、菩提寺へ最初に連絡して下さい。
 
もし、決まっていない時、困った時には、お電話下さい。
又、儀式を執り行う僧侶を探しておられるなら、お電話下さい

すべてお受け出来る訳ではありませんが、ご相談にはなれます。
下記の条件がある場合は、ご家族でご検討下さい。
  ⇒
宗教宗派が決まっていて、すでに墓地や菩提寺がある場合。
    仏教寺院は、ほとんど檀家制度で成り立っています。
    例え、遠方などで疎遠になっていても、菩提寺や墓地などのがある場合は、
    先々のトラブルを避ける為に、手順をお知らせします。
    とりあえず葬儀だけを済ませて、後で納骨すれば良い。という考え方は
絶対に控えるべきです。
下記のようなお困りの方もご相談ください。
 ☆身寄りがなく、先々不安な方。
 ☆宗教には縁がなく、葬儀について相談されたい方。
 ☆墓地や、納骨等に関して困っておられる方。
 ☆葬儀社さんで、日蓮宗もしくは宗派は関係なく僧侶を探しておられる場合もご相談下さい。

最近、行ったご葬儀の例@
 お亡くなりになれた後、ご自宅で通夜を営み、翌日、自宅から火葬場へ出棺。
 火葬後、収骨され、本堂へ移動。引き続きご葬儀、初七日忌法要を営みました。
例A
 お亡くなりになれた後、葬儀会館にて、翌日、火葬場へ出棺。
 火葬後、収骨され、本堂へ移動。引き続きご葬儀、初七日忌法要を営みました。
本堂にて、ご葬儀を営む場合、火葬後が多いです。
 
 話題となった映画「おくりびと」のように、亡き方のご遺体を丁重にお送りする儀式も重要ですが、
 本来、葬儀式全般を通じて、魂をお送りする者「霊界おくりびと」が、私の仕事であります。
 それぞれ受け継がれてきた宗教宗派を尊重してまいります。

 当山の宗派は、日蓮宗
(にちれんしゅう)です。すべての葬儀儀式は、日蓮宗法式に則りて営みます。
 まずは、お電話をお待ちしています。 
052-691-0270(ほうえんじ)
 メールにて、お問い合わせは info.one2@do-o.jp 尚、緊急の場合はお電話下さい。

『もしもの時、どうすればいいのですか?「ご葬儀から四十九日忌について」』パンフレットあります。
 法筵寺へご請求ください。


下記は、当HPに日記をUPしています。ご葬儀について書きましたので、ご覧下さい。
日記から 〜家族葬について〜(2011年7月17日)

ご葬儀について思うことを一言。
今、巷で流行っているのは、いわゆる家族だけで葬儀を行う「家族葬・かぞくそう」があります。
いいとか悪いとかという問題ではなく、それぞれの家庭事情によりニューズにあえば、いいのだと思います。
具体的には、身内だけで亡き人を送るといもので、遠い親戚や、友人、知人、町内、会社関係も呼びません。中には、坊さんや宗教者も呼ばないというものがありますが、これは別としてます。
ともあれ、亡くなった方が、ご高齢であったり、長年入院や施設などにおられ世間的なお付き合いがほとんどなかった場合、身内だけで葬儀をおこなうというものです。
大きな会場で、数名の参列者ということも珍しいことではありません。しかし、中には、現役であったり、家族に多くのお付き合いがあったりする場合でも、家族葬で行いたいというケースがあります。
理由は、様々ですが、「ひっそりと送りたい」「派手にしたくない」「家族だけで」又、葬儀料を抑えたいとか金銭的な理由もあるでしょう。
 いずれにしても、そのような希望をされる場合がありますが、こんなケースは、避けた方がいいでしょう。それは、亡き方が生前中、交友関係が多かった。様々な役職にあった。町内の人気者であったなど。又、家族の方に地位がある。仕事関係の絆が深い・・・ともかく、人間関係を円滑にしておきたい方は、家族葬は、あとで面倒なことになる場合が多いということです。
要するに、亡き方は、遺言や希望で「家族だけで送ってくれ」と本心なのか謙虚なのか言います。
しかし、実際に葬儀をするのは残された家族です。
家族だけで葬儀を終えた後、そのことを知った友人、知人、会社関係等の方々が、次から次へと「お線香を上げさせて下さい」と断る訳にもいかず、来訪される方にいちいち説明し、お茶を出し、香典返しを考え・・・・もう気が狂いそうということになります。

中には、それでもどうしてもというケースがありました。
ならば、通夜、葬儀、初七日忌までは家族だけで、翌日、改めて皆さんをお呼びする葬儀を行いました。ナント700名近い方が弔問に来られました。もし、その方々が全員でなくても、その対処には、想像を絶します。まして、葬儀後お会いする時、どんな挨拶をしなければと考えるだけで大変です。

そんな訳で、ご葬儀はケースバイケースですが、生まれてきた時、みんなに祝福されて誕生したのです。そして寿命が尽きるまで多くの人と接し、互いに感動と愛と学びを共有したのです。ならば、最後も皆さんに感謝してこの世を去るべきです。
だれも呼ばす、家族だけで、ある意味、謙虚そうですが、仏教には卑下慢(ひげまん)といい、増上慢(ぞうじょうまん)の反対語があります。自分自身を必要以上に卑下してはいけないのです。
立派に人生を生きたのですから、最後は、有終の美を飾りましょう。多くの方に送られて旅立つことも大切なことです。

そのためにも平素より、家族で話し合うことも必要なのです。
そんなお手伝いもするのが、私の使命です。


 
                           
その他の仏事について   表紙に戻る