私の思う「神との対話」について |
私は、仏教を学び実践する宗教者の一人です。特に鎌倉時代の高僧として知られる日蓮大聖人の教えと法華経を中心に学んできました。 ある時、尊敬していた学びの師から「今日まで学んだ教学を、全てを捨ててください」と言われたことがありました。その時は、意味が分からず、ただ驚きの一瞬でしたが、しかし、今ではその言葉こそ、私の人生を変える言葉でした。 ここに、ご紹介するのは、一人のアメリカ人ニール・ドナルド・ウォルシュ氏が、人生に行き詰まり、様々な苦しみや悩みを紙に綴った時、突然、握られたペンが勝手に動き始めました。この時から神との交信が始まりました。それらをまとめたものが本となり、全世界へと伝わっていきました。 そこに書かれている内容は、私にとっては、まさしく「目からうろこが落ちる」とはこのことであると、価値観の変更を迫られ世界観が押し広げられる感じでした。 そして、今まで学んできた宗教の矛盾点が、私の中でどんどんと整理され、特に宗教に関心を持つ人が必ず抱く、罪悪感(謗法)は徐々に昇華されていきました。決して、今まで学んだ事が誤っていたというのではなく、さらに現在の信仰を深めることになり、確信も持てたのです。 常々、思っていたことは、何故、宗教がこんなにも難しく、権威ばかり高く、しかも「あなたは助かるが、あなたは地獄へ行く」と平然と言えることに疑問がありました。仏教では、もともと皆、仏(神)の子であり、そのものであると説いています。しかも、すべては、ひとつであります。 しかし、そのことを思い出していないのではないでしょうか。 そして何故、今日のような世界になり、宗教になってしまったのでしょうか? もう一度、本当の自分を思い出す。自分は何故、生まれてきたのだろう。何をしにきたのだろうか。信仰とは?そんな疑問にも答えてくれる本でもあります。 こんな疑問をもたれている方や、宗教とは? 神(仏)とは? 自分とは?そんな疑問や、心の叫びを感じている方々は、ご一緒に学びませんか。 今、私の所には、宗旨宗派、宗教を超えて皆さんが集っています。 詳しいことは、学習会のご案内をご覧下さい。 今日までの、世界に起きた様々な出来事に、いよいよ真正面から目を向けていく時代であると思います。〈新たなる霊性・New Spirituality〉人々は、その事を望んでいるのではないでしょうか? そんな思いを胸に、このコーナーを作りました。 もちろん、決して新しい宗教を作ろうということではありません。 2004年10月13日 鈴木海祥 |